数理物理における固有値問題
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数理物理における固有値問題
基礎からスペクトル理論へ
楳田登美男 著
2015年4月25日 初版発行
固有値問題事始め:スツルム・リュービル型作用素
ディリクレ境界条件
両端を固定された一様な弦の振動: 次元波動方程式
- 軸に置かれた弦の長さ
- 弦の張力
- 弦の質量密度
ディリクレ境界条件:
変数分離法:
ただし、簡単のため とした。
ノイマン境界条件
両端が断熱材に接している細長い棒の温度: 次元熱方程式
- 軸に置かれた弦の長さ
- 棒の熱伝導率
- 棒の比熱
- 棒の密度
- 棒の熱拡散率
ノイマン境界条件:
変数分離法:
スツルム・リュービル型方程式
両端を固定された弦の振動: 次元波動方程式
- 軸に置かれた弦の長さ
- 単位長さあたりの弦の質量
- 弾性率に弦の断面積を掛けたもの
変数分離法:
スツルム・リュービル型方程式: