超対称性理論
SGCライブラリ - 51
超対称性理論
現代素粒子論の基礎として
太田信義・坂井典佑 共著
2006年11月25日 初版発行
超対称性
コールマン–マンドゥーラ(Coleman–Mandula)の定理
- 確率の保存
- 相対論的不変性
- 相互作用があること
などを仮定したとき、 行列の持ちうる対称性 は、ポアンカレ群と内部対称性の群の直積に限る。
ただし、対称性としては、交換関係で表現される対称性だけを考えるとする。
半交換関係で表現される対称性の生成子も許すことにすれば、時空の対称性と直積でない対称性が得られる。
ハーク–ロプスザンスキ–ソーニウス(Haag–Lopszánski–Sohnius)の定理
- :並進変換生成子
- :ローレンツ変換生成子
- :内部対称性生成子
- :超対称性生成子( のマヨラナスピノール)
とすれば、これらの満たす代数は以下のようになる。
- for